おいしい映画

2010年12月16日

たんぽぽ.jpg
今までに、百回近く観ているとは思うのですが、たまにみたくなるんですよねー。

そして観終わると無性にお腹がすいてくるおいしい映画です。
食べたくなるものは、毎回、ラーメンであったり、牡蠣であったり、すっぽんだったりと変わるのですが、
今まで一番食べたくなった回数が多いのは、ホームレスの人がつくるオムライスなんです。どうってことないシンプルな作りかたなのですが、画面からにおいがでてきそうで、よだれが出てきます。
多分、見た目だけではこのオムライスを超えるのは生涯でない気がします。

昔から映画が好きなので
「オススメの映画は何?」
と聞かれることが多いのですが、
「食いしん坊なら(たんぽぽ)、やくざが好きなら(マルサの女2かミンボーの女)がいいよ。」
とこたえています。


よろしかったら観てください。

今日は冬眠前のどんぐりをたらふく食べた猪が食べたくなりました。
posted by webmaster at 17:33 | 日記

寒の蕎麦

2010年12月13日

蕎麦.jpg
気温が冷え込み、マフラーが手放さないようになった頃、冷たい蕎麦はおいしくなるんですよね。
蕎麦を打ちながら、気温と蕎麦のおいしさの矛盾を考えています。

福井の在来種の玄蕎麦(いなか)が届きました。
はじめは、長野県の実と同じように、石臼2回挽きで製粉したのですが、どうも実が小さい性もあり、この製粉では個性を活かしきれていないようで
石臼3回挽きの粗めの製粉に切り替えて打ったところ、捏ねる時点で手首がとれるぐらい硬い蕎麦で、のしの時点でわれてくるんじゃないかと不安がよぎったのですが、不安を取り払うほどの粘りがあり全然切れないんです。

これは福井の実の特性なんでしょうね。

僕は、味見以外で自分の蕎麦は殆どといって食べないのですが、噛み締めたときにミチミチという食感、ナッツのような香ばしさと甘み。
今日は完食しました

製粉所の人が
「福井の在来種の完熟は最高です」
と言っていたのが理解できました。


これから、気温と反比例して、寒の蕎麦はおいしくなります。
posted by webmaster at 18:59 | 日記

週刊中年きみなみ

2010年12月11日

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新しいフライヤーができました。
前回までの、阿波踊りや落語といった古典芸能からはがらっと変えて、漫画仕立てになりました。
週刊少年ジャンプなどの1ページをイメージしたそうです。
「笑えるでしょうー」

 フライヤーは毎回、友人のデザイナーに描いてもらっているのですが、今回はまず漫画を書くことからはじめたので、時間がかかったそうです。
この場を借りて
「ありがとうございました」

(週刊中年きみなみ)を読みたい方はきみなみで無料配布しているのでよろしくどうぞ
posted by webmaster at 23:31 | 日記

ロールケーキ

2010年12月06日

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ロールケーキには目がなくて、ケーキ屋さんを見かけるたびに、買って味比べをしているのですがこの1年ぐらい前に、友人が買ってきてくれ、それ以来、ファンになりケーキの話になるたびに、
「コヤマのロールケーキが食べたいなー」
といいまくっていたら、
今日、友人の彼女が買ってきてくれました。
ここのはクリームも甘すぎず、スポンジがありえないくらいにやわらかいんですよ。
シンプルなものは、ちょっと気を抜くと全体に大きな差が生まれるから、本当にスキのない仕事をしているのが感じられる一本ですね。
本当に
「ご馳走さまでした」

僕自身は前までシフォンケーキは苦手だったんですけど、ここのシフォンを食べて以来好きになりました。

今度は誰か
「コヤマのシフォンがたべたいなー」

なんてね。
posted by webmaster at 00:25 | 日記

リリーフランキー

2010年11月29日

リリー.jpg
「すごく怖そうな人が、席をゆずっているのを見かけた時、見た目はすごく悪いのにたべてみるとおいしかった時に人は感動する。
感動って、予想と結果のふり幅なんだよ。」    とある飲食店店主の声


僕が初めて、リリーフランキーさんの本に出会ったのは、友人にすすめられて読んだ「女子の生きざま」
でした。日本でこんなに面白い文を書ける人はいないのではというぐらいに腹を抱えて笑い転げました。
それから数年後、大ベストセラーになった「東京タワー」が発売され、また腹を抱えて笑うつもりで本をてにしたのですが、予想とは反して人目を憚らずに号泣してしまいました。

同じ作者が書いたとは思えないくらいのギャップがあります。
この2つの本、片方は読書感想文に推薦できますが、片方はR指定です。

でも僕の中ではどちらも名作で、気分によって読み分けてるんですよね。

今日、本屋に行ってみると、新しいリリーさんの本「エコラム」がでていたので購入しました。

読書の秋。
今夜は笑い転げます。
posted by webmaster at 23:59 | 日記

おどり

2010年11月18日

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市場に仕入れに行ったときに、よだれがでそうなぐらいおいしそうな車海老を発見。
運んでいる途中に死なないか不安で悩んでいると
お店の人が
「一日ぐらいなら、木屑に入れていれば持つよ」

との言葉に衝動買いしました。
お話どおり夜でもピンピンしてました。
どうやって食べようか悩みましたが、生きたまま剥いて刺身にして頂きました。
ありえないぐらいに甘ーくてぷりぷりで、美味でした。

頭はすし屋であるように、網でカリカリになるまで炙っていただきました。

小さいころ、すし屋につれて行ってもらって、この頭の焼いたのを食べたいために踊りを何貫も注文していましたが、
自分で稼ぐようになって、すし屋に行ってメニューを見て値段の高さにびっくりしたものです。

食欲の秋、たまには贅沢もいいですね。
posted by webmaster at 18:23 | 日記

飲まない夜

2010年10月28日

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最近、ノンアルコールビール中毒という病名ができそうな勢いで飲んでいます。
いろいろな日本の会社のを試しましたが、どうしても甘みが気になりいいのがないのかと探していたところ、
甘くないのを見つけました。
ドイツ生まれのすごい奴です。
初めて、ビールを飲んだときのような苦味がガツンときます。ドイツ人好みに作られているのかソーセージなどの肉食にあわしたい味です。
日本食にはサントリーのオールフリーかキリンのフリーがいいですね。
面白いことに、このビールのコピーが
「何もたさない。何もひかない。自然のうまさ」
と書かれているのですが
どこかで聞いたことのある台詞で
某ウィスキー会社に訴えられないか我ながら心配です。

飲まない夜にこの1杯。
posted by webmaster at 20:55 | 日記

くらげ

2010年10月21日

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今日、友達の自転車屋に遊びに行くと、麦茶の入れ物にクラゲがいました。
近くの池よりとってきたそうです。
海水のクラゲは知っていましたが、淡水にもクラゲがいるそうです。
すごく、小さいながらも、ふわりふわりと海にいるものと変わらず漂っていました。
今年の夏は海に行けなかったので、遅めの海を少し実感しました。
餌は、プランクトンで、大きくなっても500円玉ぐらいの大きさにしかならないそうです。

「きみなみにもいかが?」

といわれましたが

最近観たウィルスミスの「7つの贈り物」という映画を思だして怖いのでやめときました。
映画の内容はネタバレになるので書きませんが、気になる方は本編を。

疲れたときにはコケであったり,水草や花、クラゲなど音を出さないものはいいですね。癒されます。


posted by webmaster at 19:54 | 日記

水の話

2010年10月19日

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昨日(17日)のお酒の会にはたくさんお越しいただきありがとうございました。
コース料理にあわして、のよりさんが選んでいただいた花巴のお酒は料理を作っているのが勿体無いくらいおいしそうなお酒でした。
花巴の蔵元の橋本さんのお酒の話も興味深い内容でした。
のよりさんより花巴の酒の仕込み水をいただきました。
飲んでみるとすごく甘く、やさしいお水でした。早速今日のせいろそばの水に使わしてもらいました。
 蕎麦の産地を変えると味が変わるように、水を替えるとやはり激変しますね。すごくやんわりとしたのど越しのいいお蕎麦に仕上がりました。日本酒と蕎麦は相性がいいように水の相性もいいみたいですね。
 修行時代の話になるのですが、長野県に行ってお蕎麦を打ったときに硬水の水で苦労したことがありました。そこの水はコーヒーには最高の水なのですが・
水って面白いですね。
水曜日ぐらいまでは仕込み水で打ちます。
興味のある方はお店まで。
posted by webmaster at 00:13 | 日記

毒舌家

2010年10月09日

今日の毎日新聞に、北大路魯山人が阪急グループ創業者の小林一三に当てた手紙が見つかったという記事がありました。
 
事を要約すると、戦時中に阪急百貨店で魯山人の作品の展覧会を行う際に、
「時節柄、どんなよいものでも高くてはいかん」
との小林さんの言葉に
「何れにしても甚だ不愉快に存じ候。小生に対し不相応に高い非難せらるゝの意か乎」
と批判した手紙らが見つかったそうです。
 
毒舌家の魯山人らしい話しですよね。
 
魯山人の人間性はどうかと思いますが、昔魯山人の書いた料理王国という本を読んで以来、料理に対する心構えであったり、作品に虜になって島根の足立美術館など見に回りました。
魯山人の器は眺めているとその器に入れたい料理をイメージできるので、おいしい器ですよね。
 
また、知り合いの社長さんが魯山人の器を持っておられて、さわる機会がありましたが、一度でいいから会心のできの時の蕎麦をのせたいお皿でした。
 
いつの日か、蕎麦?枚分ぐらいの皿を買いましょうかね。
 
 
 
posted by webmaster at 22:48 | 日記

食欲の秋

ずっと行きたかったお寿司屋さんに行ってきました。
カウンターだけのお店で、握っている手元もみれるので、目と口で楽しませてもらいました。
僕自身は見られると気になって仕事ができない人間なので、憧れますよね。
ご飯も温かく、ネタに手を加えているので、しょうゆのお皿もなくそのまま食べれたので、斬新でした。すだちや生姜などの薬味をうまくアクセントに使っていたり、アナゴを塩とタレの二種類で出していて、塩ではじめて食べたのですが
 ほっぺが落ちました
お寿司にはまりそうです。
皆様もお口の秋はどうですか?
posted by webmaster at 00:18 | 日記

新そば

2010年10月05日

今日から、田舎蕎麦を北海道産の新そばにしました。
今年の実は猛暑のせいなのか、粒が小さく、石臼で従来どおりに製粉すると、食感の部分と、鬼皮を多く含む蕎麦に仕上がり、見た目はすごくきれいな蕎麦に仕上がるのですが、長さを営業時間保つのがぎりぎりなんですよねー。
 いまから二兎追って二兎とるように調整していきますね。
せいろ蕎麦は、もうちょっと使いたい産地の蕎麦があるので、11月ごろに新そばを入れる予定です。
それと、最近某県の夏に収穫した蕎麦を仕入れたのですが、そこの産地の香りなのか、収穫の仕方か,保存状態のせいかはわかりませんが、どうしても気になる香りがあるんですよね。
その香りは、常連様や、バイトさんたちに食してもらって気にはならないというんですけど、僕自身は気になって、製粉を一から変えたりして努力したのですが、結局納得できず、お店で出すことはできなかったのですが、自分の力のなさを感じた出来事でした。多分、蕎麦と打つ人間の相性だと思うのですが。
まだまだ、勉強がたりませんね。
よかったら、新そばをご賞味くださいね。
posted by webmaster at 00:50 | 日記

蕎麦の懐石料理と「花巴」蔵元を囲む会 のお知らせ

2010年09月27日

前々から、お酒の会をやりたいと考えていたのですが、酒商のよりさんの協力もあり実現することができました。
日時 2010年10月17日(日)17:00より
会費 5000円(料理と日本酒代です。)
会場 きみなみ
 人数は先着18名様ぐらいと考えております。
清酒「花巴」蔵元をお招きし、それぞれの蕎麦料理にあう花巴をゆったりと楽しんでいただけます。
今から料理も試作していきます。
お酒に興味のある方も今から好きになる方も、秋の夜長にほろ酔い加減はどうですか?
質問、予約は、きみなみ(0742−46−5503)まで。
posted by webmaster at 23:21 | 日記

ノンアルコール

2010年09月14日

やっと夏も終わり、眠りやすい夜になりました。
おそい夏休みを楽しませてもらっています。
最近個人的にお酒をやめています。
代用品にと0キロカロリーのコーラを飲んだりしていたのですが、甘い物はどうも飽きてくるわけで、そんな時に友達にいいものを教えてもらいました。
 ノンアルコールのビール
ビール味に、甘みをつけているので、はじめは抵抗がありましたが、飲んでいくと、ライトな味のビールに感じ、普通に晩酌気分を味わえます。
でも、このビールの不思議なのがアルコールは0.00%なのですが、プラセボ効果なのか酔ってくるんです。
2,3本も飲めば、呂律が回らなくなります。
思いこみの激しい性格の性かもしれませんが。
皆様もよろしければためしてみてください。
いろいろな会社のを試しましたが、個人的には、キリンのフリーがグッときますよ。
ただ、カロリーが気になる方はサントリーのオールフリーがオススメです。
posted by webmaster at 18:42 | 日記

ラー油

2010年07月22日

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巷では少し前からラー油ブームですが、
 
僕の知り合いの社長さんが数ヶ月前にカレー味のラー油を開発されました。
しかし、恐ろしいことに、大手会社のM屋さんが缶詰のビンを買い占めていて、ビンがなくて販売できないと嘆いておられていました。
やっとビンを調達することができたみたいで最近出荷したところ半日で売り切れたそうです。
 
これは、おすそ分けで頂きました。
僕は本家のラー油を食べたことがないので比較はできませんが、全然辛くもないですし、ニンニクのチップがスナック菓子を食べているような食べだしたらとまりませんよ。カレー味と聞くと前面にカレーの味が強くてつけるものすべて、カレー味になりそうですが、このラー油は後から追いかけてくる余韻系なので、きゅうりみたいな野菜から、刺身や肉でも何でもつかえそうですよ。
 
もしも、見かけたら買うことオススメします。
 
posted by webmaster at 22:17 | 日記

夏ばて

2010年07月08日

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最近、夏ばてなのか、体力がないのでスタミナをつけるために、天理までうなぎを食べに行きました。
 うなぎには、関東風の一度蒸しているホッコリうなぎと、関西風の焼いてるだけの外パリッ、中ふわっのうなぎがあるらしいですが、
今回は、関西風で外パリ、中フワで、ご飯も別にたれと絡めているようで茶色いご飯で、うなぎなしでも全然いけましたよ。
「美味でございますー。」
 
僕自身、あまりうなぎを食べ歩いていないので、大きい事はいえないのですが昔、岐阜県の高山で食べたうなぎが生涯最高なのですが、味は覚えているのですが、名前も場所も覚えてないんです(涙)
それを越えるうなぎを探してみようかな。 
 
皆様も夏対策をしてくださいねー。
 
posted by webmaster at 20:05 | 日記

枯山水

2010年06月03日

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最近のお休みは、二階のロフトの改造をずっとやっていたのですが、坪庭を造りたくなって作ってみました。
このあと、竹をいれたりしたいとは思っているのですが、今の時点では枯山水 風ですね。
 
照明をおとすとすごく飲みたくなる雰囲気に仕上がりました。
 
ご来店の際には、良かったら見てやってください。
 
posted by webmaster at 02:39 | 日記

あやめ

2010年05月20日

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昨年、ある人から頂いたあやめが咲きました。
 
 
数日前から、つぼみが開きかけていて、いつ咲くんだろうと楽しみにしていたところ休日出勤で店に行くと、晴れ舞台を観る事ができました。
 
ゆっくりとコーヒーを飲みながら、庭を見てると、コケも育ち、冥加も出てきて,紫蘭も咲き、植物の生命の正確さに感嘆しておりました。
 
こういう、社会生活からはなれた時間の流れを感じるのも粋ですね
posted by webmaster at 23:16 | 日記

日本酒

2010年05月14日

obusewine.jpg最近、すごく日本酒を飲みたくなり、休みの日には飲むようにしているのですが、
いつもお世話になっている酒屋さんののよりさんに
「いいお酒ありませんか?」
と聞いたところ、
このお酒を持ってきてくれました。
長野県のワイナリーが作った日本酒なので、ボトルは完全に白ワインですが日本酒です。
 
飲んだ感想ですが、はじめに大吟醸を飲んだ時のようなフルーティーな香りが口の中に広がり、それを追いかけるように、舌をピリピリと刺激するような辛味が来ます。切れのいいお酒というよりは、余韻を残すお酒です。
とにかく味にパンチがあり、ボトルもおしゃれなので、プレゼントなどにあげるのには最適なお酒でないでしょうか。
父の日にどうですか?
 
posted by webmaster at 00:24 | 日記

誕生日

2010年03月25日

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私事ですが、先日、誕生日を迎え友人達からプレゼントが届きました。
手前の招き猫は、常滑焼きのものです。僕が焼き物が好きなのを覚えていてくれてわざわざ買いにに行ってくれたそうです。
手を上げてるのが右手か左手で迷ったそうですが、「百客万来。」
お客様をまねいてくれるようにしてくださいました。
奥のお酒は、心を洗うと書いて(せんしん)と読む。汚い心を清い酒で洗い流してください。という意味がこもっているのかは判りませんが、いい名前です。
このお酒は、新潟の久保田を作っている酒蔵の万寿というお酒よりも上のクラスのお酒だそうです。
一人で飲むには上等すぎるので、特別な日に飲もうと思います。
「特別な酒を、特別な日に、あなたは誰とのみますか?」
CMみたいなフレーズです。
posted by webmaster at 22:23 | 日記