今年も、残り半月を切ってしまいました。
「師走」という名前にふさわしく、
僕も先送りしていた仕事が溜まり、バタバタとして、気持ちだけが焦っております(汗)
窓から見える車のスピードもいつもより早く せわしく 感じるのも
僕の気持ちの性ですかね。
こういう時は、なるべく、リフレッシュに好きな器を眺めながら、コーヒーを飲む時間をつくるようにしています。
この器たちは今月、大阪にある民藝屋で見つけて衝動買いしました。
ブルーが美しい磁器は愛媛県の(砥部焼き)です。
ぼってりとした形が持った時に手にフィットして
ちょうどいい塩梅です。
飛びカンナとグラデーションが美しい皿と湯呑は、
大分県(小鹿田焼)です。飾ってもかっこいいし、結構派手なデザインですが、料理の邪魔をせず、盛り付けやすいので
今月のヘビーローテーションです。
黒とエメラルドグリーンの染め分けが綺麗な猪口は
鳥取県 (牛ノ戸焼)です。
某有名セレクトショップでも、同じデザインで作った器がありますが、こちらが本家だそうです。
最近は渋めの器をよく買っていたので、ちょっと冒険してみました(笑)
修行時代に師匠から
「店で使う器は、値段の高い器ばかりで揃えたらダメだよ。
服でもそうだけど、高級なもので揃えると成金みたいで野暮に見える。
安い器や大量製品の器も混ぜると、
お互い、引き立て合って全てがよく見えてくるから」
と教えられ、実践しているのですが
最近、本当に実感しますね。
僕自身、愛着がわきすぎて、買った値段を間違って覚えていることが多いです。
作家の新堂冬樹のセリフで言うと
「真実と嘘のブレンド」
ですね。
民藝品が 嘘の器という事ではないです。
ただ
「民衆の、民衆による、民衆のための工芸」
と言われているように
「丈夫で。使いやすく。お求めやすい。」
師走の「冬の大将軍」真っ只中の財布にはすごく優しい器達です。
年末年始のお知らせ
12月23日(水)夜も営業します。
24日(木)定休日
25日(金)から30日(水)は通常営業です。
31日(大晦日) 昼 11時半から14時半
夜 17時半から22時
1月1日(金)から3日(日)まで正月休みです。
1月4日(月)より通常営業します。