プロの道具

2011年04月07日

僕はあまり、道具はこの職人が作った一流品でないと仕事にならない。
と言う風にこだわりはないですが、それでも、安くて、質のいい物を探しています。


先週、石臼を調整しにきてくれた職人さんの道具の中に、たたきと呼ばれているトンカチの先が平たくとがった道具がありまして。
そのたたきで石臼の目にトントンと傷をつけてやすりのようにざらつきをつけるんですけど、その先が、包丁の刃のように研がれていて、ピカッと光っているんですよね。
職人が言うには
「たたきと言うのは地味だけど一番腕のいる作業で、一番難しい。道具もやっぱりちゃんとキンキンにしておかないいい仕事ができない。」
プロフェッショナルの番組ででそうなお言葉。

試しに僕もやらしてもらいましたが、垂直に均等に傷つけるのが非常に難しく、ミスをして石の角を欠けさしてしまいました。

プロには、手入れされた道具と、鍛え抜かれた腕。
見習わないと。

で今、蕎麦打ち台を木製を使っているのですが、そばに伝える温度も考えて石に換えようかと悩んでいるんですよね。

石臼や石工でお困りの方は

河原正純
京都市左京区岩倉西河原町
tel 080-3118-2644
masa_granite@yahoo.co.jp
posted by webmaster at 20:58 | 日記