板前蕎麦
2011年04月04日
新しい石臼が出来上がっていたのですが、どうしてもせいろ蕎麦の剥き実を綺麗に挽くことができず石工職人の方にきて頂き、微調整してもらった結果。
ようやく、玄そば、剥き実と両方挽くことができるようになりました。
前の石臼の目は、挽くというよりは切る感じのパターンで作っていたのですが、今回はひき潰す感じの設計にしたので、
挽いた粉を手で握ると、雪の上を踏んだようにググッと音がするんです。
せいろそばは前回の石臼の時より香りが強いそばになりましたね。
ただ、実の挽いた断面がぱっさり切っていた時と、ひき潰す断面とでは水とあわせた時の吸収が違う性なのかは判りませんが、熟成も早いですね。
今の時期でこれだと、夏場は開店ぎりぎりに仕込まないと。
最近、そばは生ものだと感じるんですよね。刺身ほどではないにしろかなり変化します。
そのうち、一枚板のカウンターでお客様がきてから作る板前そばができるかも?
posted by webmaster at 19:46
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