僕が器を買うときに、
2つの選択肢があって、
一つはバリバリと毎日、過労死ラインで働いてもらう器と
もう一つは普段はゆとり教育で、箪笥に飾っておいて、インテリアとして楽しみ。
ここぞというときに働いてもらう器があります。
時期によって
最初はゆとりだけど、急にバリバリと働いてもらったり
最初バリバリ働いてもらって、いい味がでて、
箪笥に移してセミリタイヤの老後を過ごしてもらう場合
もありますね。
月立窯 中尾心啓さんの急須です。
ポット型の急須は
ゆとり教育の器です。
高台の縁まで綺麗に彫りこまれた模様や
バランスのいい形は
箪笥やお盆の上に置いて
眺めているだけでホッコリします。
もちろん急須としても素晴らしくて
手で持った時の感触や重みが
ちょうど
気持ちいいので
バリバリと毎日働いてくれる
できる男の器です。
この2つの急須はドット柄と縦縞柄です。
好みがわかれると思いますが
ドット柄の方は触るとわかるのですが
一度斜めに切りこみの模様を入れ
後にそれとは逆の切りこみの模様を入れているので
小さなひし形の模様が手の感触で感じられます。
急須の中も
外の釉薬を薄めた釉薬が塗られているので
味のある景色を楽しめます。
中尾さんは器へのこだわりは半端ないですが、話し上手なので
そのこだわりを楽しい話で聞いていくと
知らなかった器の世界を広げてくれ
どんどん 器ラブ の沼に引きずり込んでくれます。